20年前のクリスマスイブに別れた私達。
それから結局、再び会うこもなく、それぞれの人生を歩んでいくこととなり、
間違い電話の時まで接点はなかった。
間違い電話の後、もう1度連絡を取ってみた。
出なかったから、メールで詫びようと思ったけど、アドレス知らんし。
そうだ
ショートメールや!
Chikazはっちゃけましたわ!😆
なんでやねん
でもショートメールって文字制限あるん?
めんでぃかったけど、何回も分けて書きましたわ、ちょー久しぶりのショートメール。
え?
何を書いたかって?
「お互い色々あったけど、ありがとう。」てきな
みじかっ!😆
いやいや、もっとちゃんと書いてますから。
あの時はしんどかったけど、彼女との数年間に感謝感謝。
そう思えるようになったので、そのままを伝えました。
それから1ヶ月後くらいに彼女から返事が来た。
私からの感謝のショートメールのことを親友に話したらしい。
そして、
その結果
Chikaz重病説浮上!
こらぁ〜〜!
安心してください、元気ですから!😆
連絡取った方が良いんじゃない?と言われ返事が届いたってわけ😓
その流れでラインを交換
そこから、今度会う?みたいな会話に。
本当に単純に会えるなら会いたいなあって思った…1人の友人として。
昨年の7月だったかな、都内で会う約束をした。
私も手相教室に通っていたから、その日に合わせて、夕飯でもどう?て流れになった。
別れた人に会った♪
別れた新宿で会った♪
別れた時と同じ、寒い夜だった♪
渋谷じゃねーーし😆
彼女の笑顔、変わってなかった、あの頃のままだった。
ホッとした。
どんな時を過ごしてきたのか、そんなことをお互いに話し、時折、昔話も話したりして。
良いことも悪いことも、嬉しいことも悲しいことも全部話してくれた。
私達が別れるきっかけになったのは(私の勝手な解釈ですが)
私の自分勝手なところ、気が付いて分かっているのに言えなかったり、
彼女の綺麗な瞳や、笑顔をもっと好きだって言えれば良かったとず〜〜〜っと思っていた。
なんでそう思ったのか?
別れ話が出る数週間前、成田のホテルに到着してエレベーターに乗った時に、
彼女が「髪切ったんだよ」ってボソっと言った。
その時の寂しそうな顔がいつまでも私の記憶に残っていた。
おそらく、同僚の彼は、そういう変化にもすぐ気がつき、一言かけてくれる人なんだろうと後から思った。
あんな寂しそうな顔は初めてだった。
気になったのに、そのことについて何もきいてみなかった自分がいたのも、事実。
ふと感じ取ったことも、伝えようとしなかったから彼女は私から離れていってしまったんだろうとず〜〜っと思っていた。
当時の悪い自分について謝った。
彼女から
「一度も嫌いになったことはなかったよ」
「ただ…」
「ある日を境にChikazと向き合えなくなってしまった、あることがきっかけで」
「Chikazと目を合わせるのが辛くて」
そう、彼女が別れた真相を教えてくれたんです。
ショックだった。
そのあと、怒りがこみ上げてきた。
彼に対して。
そして同時に、不甲斐ない自分がそこにいた。
彼女が自ら別れを言い出したのは、彼女の優しさからだったんだ
俺ってなんてちっぽけなんだろう……
大好きな人のこと、ちっとも分かってあげられなかった。
ごめんなさい
ごめんなさい
彼女は彼女で苦しんでた、そして自分から戻りたいとは言えない立場だった。
そのことを分からず、
私はただ幸せになってほしいと思い、自分の気持ちを押し殺していた。
それが20年前の真相。
もし、彼女がそのことを打ち明けていたら、どうなったんだろう?
そんな苦しいことできなかったんだろう….
いまさら考えても仕方ない。
ごめんなさい、細部まで書くことはできませんが、
この文面からご想像がつくと思い、このように書きました。
これからも彼女との交流は持ち続けて行こうと思っています。
わたしにとって大切な人には違いないので。
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